2017年 2月 の投稿一覧

朝方の決算開示が広がる?(日経新聞)

【決算短信】【四半期決算短信】といった上場会社の決算発表は、株式市場が終了した午後3時から6時ぐらいの間に開示されることが多いです。本日の日経新聞に、そのような主流とは一線を画し、早朝9時ごろに開示する会社が増えてきている、という記事がありました。

朝方決算開示じわり広がる  太陽HDや西松建、投資家の利便性重視
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20170217&ng=DGKKZO13011990W7A210C1DTA000[外部]

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経理の文書作成を高速化する【VLOOKUP関数】の使い方

VLOOKUPの使い方

単純反復作業の多い経理を高速化するためには、作業や判断を自動化する仕組みを整えることが不可欠です。そのためには使い勝手の良いExcelシートを作りこみ、実作業の際になるべく人間が作業しなくていい準備を整えましょう。

さて、経理ではリスト化された表から特定のデータを探して使うことがありますが、Excelを使えば自動でデータを探し、抽出することができます。数値を抽出する方法として、当社ではSUMIF関数をオススメしています。SUMIF関数については以下にまとめてありますのでご覧ください。

経理を高速化するSUMIF関数の基本と5つの超便利機能

SUMIF関数は数値を扱う経理に向いた関数ですが、数値しか扱えないという欠点があります。つまり、名前や住所などの文字列情報は抽出してくることができません。

そこで今回は、リストから文字列を抽出できるVLOOKUP関数をご紹介します。SUMIF関数より使い勝手が悪いものの、この関数を使うことで大量の文字列を瞬時に扱うことができ、請求書の作成やインポートデータの摘要作成などの場面で大活躍してくれます。

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【税会不一致】(ぜいかいふいっち)

税会不一致とは

会計上の仕訳(通常の帳簿記帳)と税務上の仕訳(税金計算上の【益金】【損金】)が異なること。会税不一致ともいう。税会不一致が発生すると、税金計算において会計上の仕訳を税務上の仕訳に修正する「税務調整」と呼ばれる作業を経て、会計上の利益が税務上の【所得】に修正され、税金が計算される。

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【入門!経理の会社法制】株式会社と株式の仕組み

株式会社と株式の仕組み

経理にとって、会社法は切っても切れない関係です。会社法では経理を株主の権利を守るために必須の会社の義務として位置付けており、経理は会社法制の一部といってもいいぐらいです。

しかしながら、長年経理に携わっている人でも、案外会社法はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、【入門!経理の会社法制】と題して、経理が最低限知っておくべき会社法の基礎をシリーズで紹介したいと思います。

第1回の今回は、本当に基礎の基礎ですが、「株式会社とは何か」について取り上げます。

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【負ののれん】(ふののれん)

負ののれんとは

【のれん】を算出した結果、マイナスとなった状態こと。すなわち、のれんとは買収額-時価純資産で算出されるが、買収額が時価純資産を下回った場合に「マイナスののれん」となる。特別利益に計上される。

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