税金計算における費用。対義語は「【益金】」、益金と損金の差額が【所得】（マイナスの場合は「欠損」）。
会計上の収益・費用と税務上の益金・損金は一致することも多いが、会計は企業実態を表すため、税務は公平な税負担を計算するために制度設計されており、大きく異なることがある。そのため、会計と税務で呼称を変え、別物として取り扱っている。
会計上は費用だが税務上は損金にならないものは「損金不算入（または認容、認定損など）」、会計上は費用計上しないが税務上では損金を計上できるものは「損金算入（または否認、資産計上漏れなど）」と呼ばれる。
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㈱経理救援隊 代表取締役 古旗 淳一（公認会計士・税理士）
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