継続記録とは
棚卸資産の【受け払い】を、入出庫の都度記録すること。
棚卸資産は種類・量ともに多いうえ、回転も速い。そして、【棚卸し】にも大変な時間をコストを要する。そのため、継続記録によって受け払いを管理し、毎月末の理論在庫数量を把握する。そうしなければ、在庫管理や在庫計上ができなくなり、欠品を発生させたり、粗利率がめちゃくちゃになってしまい、さらにはロスの存在すらわからなくなる。
ただし、継続記録自体も大変な手間またはシステム投資を必要とする。効率性を考えれば、棚卸資産の種類別の重要性を考慮して、①継続記録するもの(商品、主原料など)、②継続記録せずに毎月棚卸しするもの(補助材料など)、③年1回棚卸しするもの(事務用消耗品など)といった形で取り扱いを分ける管理方法が一般的である。
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