棚卸しとは
棚卸資産(商品、仕掛品、材料など)の在庫の数を実際に数えること。実地棚卸、実棚(じったな)ともいう。
棚卸資産は種類、数量ともに多数あることが多く、また頻繁に回転しているため、【継続記録】していても記帳漏れ、紛失、盗難、蒸発などの理由で帳簿と実際数量が合わなくなることが多い。よって、定期的に棚卸しによって実際数量を確認し、帳簿上の数量を実際に合わせる必要がある。
とはいえ棚卸しは非常に手間のかかる作業なので、頻繁に実施するのはコストがかかる。継続記録の結果との差異(棚差)がどの程度発生するかといった金額的重要性を考慮しながら、年1~2回などの期間で実施するのが望ましい。
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