この国には様々な税金が定められており、会社にも本当に様々な税金が課せられます。
経理は社内でも法人関連税制にもっとも詳しい部署として期待されることが多いですが、如何せんなかなか覚えづらいのが実情です。
そこで今回は、いわゆる「法人税、住民税及び事業税」と呼ばれる(大きく分けて)3つの税目を解説します。これらの税金は会社にとって有数の高額支出ですので、しっかり覚えておきましょう。
この国には様々な税金が定められており、会社にも本当に様々な税金が課せられます。
経理は社内でも法人関連税制にもっとも詳しい部署として期待されることが多いですが、如何せんなかなか覚えづらいのが実情です。
そこで今回は、いわゆる「法人税、住民税及び事業税」と呼ばれる(大きく分けて)3つの税目を解説します。これらの税金は会社にとって有数の高額支出ですので、しっかり覚えておきましょう。
税効果会計に関して、先日は「繰延税金資産の計算&注記作成シート」を公開しましたが、今回は「法定実効税率の計算シート」を公開します。
法定実効税率は、税制改正のたびに太田達也先生あたりが公表してくれますが、あくまでも「東京23区内の超過税率が適用される外形標準課税適用法人」という限定的な事例です。
実際の法定実効税率は、事業所の所在地や超過税率の適用有無、外形標準課税の適用有無などで大きく変わりますので、杓子定規にいくらと結論だけ出すことは難しいものです。
そこで、このたび適用指針に則った法定実効税率の計算式をExcelシートにまとめました。
以下をクリックするとダウンロードできます。登録不要で、ご自由にカスタマイズしてご利用いただけます。
例として、平成29年3月期決算の会社で、東京23区ではなく、外形標準課税適用、超過税率適用なし(標準税率)のケースをデフォルト入力しています。
※マクロは一切使用しておりません。
以下ではこのシートの使い方について解説します。
キャッシュフロー計算書は基本的に、営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、そして財務キャッシュフローの3つから成り立っています。
営業キャッシュフローは損益から生み出されるキャッシュフロー、投資キャッシュフローは固定資産等の投資により発生するキャッシュフローでした。
では、財務キャッシュフロー(財務活動によるキャッシュフロー)とはどのようなキャッシュフローなのでしょうか。今回はその本質と、経理が知っておくべき内容について解説します。
「税効果会計はどう計算すればいいのかわからない!」という声や「当社はこうやって計算しているけど、他社はどんな計算をしているんだろう?」という声をよく伺います。
そこで弊社では、かなり多くの企業様にご活用いただけ、かつ、多くの場合で効率的な計算ができる「繰延税金資産の計算&注記作成シート」を作成しました。
登録不要で、ご自由にカスタマイズしてご使用いただけます。
R100 繰延税金資産の計算&注記作成シート(Excelファイル)
入力箇所が空欄になっています。
最新版のためこちらをお使いください。
ver.1.1.1 の学習用例入力済シート(Excelファイル)
以下で解説する例示用数値を入力したものです。
こちらを見ながら以下の記事を読むと、使用方法がより詳しく理解できます。
※上記いずれのファイルもマクロは一切使用しておりません。
以下ではその使い方について解説します。
公認会計士の武田雄治さんのブログに、「経理担当者が3月期決算前に読んでおくべきサイト・雑誌記事等」というまとめ記事が載っていましたのでシェアします。
経理担当者が3月期決算前に読んでおくべきサイト・雑誌記事等(CFOのための最新情報)
http://blog.livedoor.jp/takeda_cfo/archives/2088640.html[外部]
いや、これ全部読む必要は実際ないとは思うんですが、新日本監査法人とEY税理士法人は無料で読めるので、ざっと確認しておきましょう。
武田雄治さんのブログは速報性が高いのでお勧めです。また、決算早期化の著書も非常に勉強になります。
企業調査で有名な帝国データバンクが、8%への増税時に、外部調査員に対して増税分を値引しなかったとして、公正取引委員会の是正勧告を受けたそうです。
帝国データバンク、増税分1億円を未払い 公取委が勧告(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASK393G6BK39UTIL00H.html[外部]
キャッシュフロー計算書をマスターするためには、「営業」「投資」「財務」の区分について深く理解しておく必要があります。これは単に経理業務として作るだけでなく、それぞれどのような意味を持つ数値なのかといった、財務分析面の理解も必要です。
さて、今回は「投資活動によるキャッシュフロー」、通称「投資キャッシュフロー」について解説します。
いよいよ多くの会社が決算を迎える3月末がやってきます。
会社規模の大小を問わず、本決算は経理の一大イベントです。経理パーソンにとって腕の見せ所ですので、しっかりと頑張りましょう。
さて、本決算というと、とにかく忙しくて残業ばかりになって辛いものというイメージがあります。確かに短期間で多くのことをこなさなければならず、簡単なものではありません。しかし、決算作業を注意深く振り返ると、実は決算が始まる前からできる作業は案外多く、これを事前に準備しておくだけで、本当に忙しい時期の作業がサクサク進むことも少なくありません。
今回は、そんな決算前にやっておくべき事前準備をご説明します。特に1カ月後に怒涛の決算期を控える方は、今しっかり読み込んで、1カ月後にラクをしてください。
キャッシュフロー計算書をマスターするためには、「営業」「投資」「財務」の区分について深く理解しておく必要があります。これは単に経理業務として作るだけでなく、それぞれどのような意味を持つ数値なのかといった、財務分析面の理解も必要です。
今回はこのうち「営業活動によるキャッシュフロー」をフォーカスし、その内容と科目・項目について解説します。長い記事になっていますが、読めば必ず経理のスキルアップにつながりますので、頑張ってついてきてください。
キャッシュフロー計算書は、実際に会計監査に耐えうるレベルまで作りこもうとすると、非常に複雑な処理をたくさん行わなければなりません。上場会社の経理パーソンであれば、ぜひともそこを最終目標にしていただきたいのですが、最初からあまり難しいことを連続で実施するとかえって混乱してしまいます。
そこで今回は、まだまだキャッシュフロー計算書は初心者だという方のために、簡単なキャッシュフロー計算書を作る手順をご紹介します。キャッシュフロー計算書作成のポイントをシンプルに理解できるようにしていますので、まずは実務の基礎をしっかりと固めましょう。
なお、簡単なキャッシュフロー計算書とは言っても、社内の資金管理や銀行説明等に求められる水準は十分クリアしています。非上場の会社であれば、これ以上のことをする必要はほとんどありません。
今回はキャッシュフロー計算書作成のベースとなる考え方を割愛しながら説明していきます。新しい読者の方々は、先に「初めてキャッシュフロー計算書の作り方を学ぶ前に読む話」を一読されることをお勧めします。
また、別記事にて上場会社が開示用に使っても問題ないレベルのキャッシュフロー精算表シートを公開しております。こちらをご確認の際は「キャッシュフロー精算表のサンプルシートと効率化ポイント」をご覧ください。