有価証券報告書の記載内容が変わります

【有価証券報告書】の記載について、金融庁より改正が公表されました。

「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正案に対するパブリックコメントの結果等について
http://www.fsa.go.jp/news/28/syouken/20170214-1.html[外部]

改正内容は↑の別紙3である新旧対照表をご覧ください。これまで【対処すべき課題】だったところが【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】になります。記載内容はこれまで【決算短信】で開示していた内容とほぼ同一です。

2017年3月末以後に終了する会計期間から、これらの記載は決算短信では任意開示になります。その内容が有報にお引越しするという改正です。

決算短信、四半期決算短信の作成要領が公表されました(2月13日の経理ニュース)

簡単!経理が加速するExcelシート作りの8つの鉄則

経理が加速するExcelシート作りの8つの鉄則

以前使ったExcelシートをコピーして再度使おうとすると、どんな計算をしているのかわからなくなってしまったり、どのセルの数字を上書きすればいいかわからなくなってしまうことがあります。経理は一度整えた作業を何度も繰り返す仕事ですので、そのたびに計算の流れを確認してどこに入力すればよいか考えるのは非常にムダな時間であり、経理高速化の大きな障害になってしまいます。

そこで、Excelシートの作り方に一定のルールを設けて、いつでも迷わないシート作りを心掛けましょう。今回は当社のExcelシート作成ノウハウを公開します。これを守っていけば着実に、そして加速度的に経理スピードが上がっていきます。ぜひ定期的に読み返して、しっかり実践していただければと思います。

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ホントに非課税?土地関連取引の消費税判定総まとめ

土地の消費税判定

一般に土地の売買は消費税が非課税であることはよく知られているところですが、一見土地に関連する取引の中にも課税取引になるケースが少なからずあり、案外奥が深かったりします。

今回はそんな土地の「売買」と「賃貸借」に関連する費用について、うっかりしがちな判定についてまとめてみました。なるべく覚えやすいように趣旨についても触れています。

本稿は公認会計士・税理士の古旗淳一が、一般的な取引を想定した私見を執筆しております。

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経理を高速化するExcelリストの漏れ・重複箇所の探し方

Excelリストの漏れ重複探し

経理業務にもっとも便利な関数であるSUMIF関数の弱点は、検索条件リストに漏れがあった場合に、その検索条件での集計が丸々抜けてしまうことです。これは集計する項目を限定したいときには便利ですが、完全な集計表を作るときは抜けが生じないよう重々注意する必要があります。

SUMIFと漏れや重複のないリストの作成方法、そしてミスの有無の確認方法は、以下の記事をご参照ください。

経理を高速化するSUMIF関数の基本と5つの超便利機能
経理を高速化する漏れや重複のない【リスト作成】のExcel技
経理高速化とミス防止を同時達成するExcelの【ポカヨケ】設置法

さて、では今回は、集計結果の合計が元データと一致せず、「どこかに漏れや重複があるのはわかっているけど、具体的にどこにあるのかわからない」という状況で、どのように漏れ・重複を探せばよいかをご紹介します。

その方法としては、COUNTIF関数フィルター機能の2つを使います。経理ではそれぞれ様々な場面で活躍する機能ですので、しっかりとマスターしましょう。

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決算短信、四半期決算短信の作成要領が公表されました

日本取引所グループ(東証)より、【決算短信】【四半期決算短信】の作成要領が公表されました。

http://www.jpx.co.jp/equities/listed-co/format/summary/index.html[外部]

2017年3月末以後に終了する会計期間から、経営方針などの定性情報が任意開示になります。

【ROE】の分母は純資産だっけ?株主資本だっけ?自己資本だっけ?」とか「配当性向は1株あたりベースで割るんだっけ?総額で割るんだっけ?」といったなどの細かい記載要領が確認ができます。上場会社は決算前にお気に入りに登録しておきましょう。

経理が知っておきたいタックスクッションの意味と会計の本質

タックスクッション

上場会社の経理では、中小企業ではあまりお目にかからない記帳テクニックが登場することがあります。一例として、期末の未払法人税等(納税充当金)の額と翌期の実際納付額が一致していない!ということが、多くの会社で見られます。

これは単に間違えているのではなく、わざと納税額より過大な未払法人税等を計上しているのです。この過大計上額をタックスクッション(税務クッションと呼びます。

なぜわざわざこんなことをするのでしょうか。今回はその理由を解説しましょう。そして、タックスクッションを理解すると、会計の本質が少しだけ見えてきます

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法制審議会が会社法改正を検討(日経新聞)

本日の日経新聞1面で、会社法改正が検討されていると報じられています。

株主提案権、乱用防ぐ 会社法改正を諮問
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20170210&ng=DGKKASFS09H49_Z00C17A2MM8000[外部]

法務省は(1)株主総会の手続きの改善(2)社外取締役の義務付けの是非(3)役員報酬の制度改正(4)社債の管理業務に関する規定の見直し――を主な検討課題に設定。法制審で1年半~2年かけて議論し、2019年以降の法案提出を目指す。

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経理を高速化する漏れや重複のない【リスト作成】のExcel技

Excelでリスト化

経理は、時に月々何万桁にも及ぶデータを集計・集約し、会計データに加工していきます。そんな膨大なデータから、「重複を削除した漏れ・ダブりのないリスト(一覧)を作りたい!」と思ったことはないでしょうか。

Excelには、重複の削除という非常に便利な機能が付いています。この機能を使うと、SUMIF集計などで驚くほど時間を短縮できます。

今回は経理業務でよくある事例を参考に、「重複の削除」機能の使い方を学びましょう。

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経理高速化のPDCAにおいて月次決算が「C」であるワケ

経理高速化のPDCA

経理高速化は小さなカイゼンの積み重ねです。

「こうしたらもっと速くなるのではないか」という仮説を立て、実際にそれを実行し、その効果を検証します。このようなPDCAサイクルを個人でもチームでも回していきましょう。

経理部長さんからお話を聞くと、毎月の経理部内会議で効率化を訴えているが、いつまでたっても月次の締めは早くならないし、残業時間も一向に減らない、という嘆きを伺います。原因は一様ではないとは思いますが、ほとんどの場合で「PDCAの定義の仕方」に誤解があるように思います。

結論からいうと、経理高速化における「月次決算」とは、PDCAのC、すなわちCheckに該当します。先入観で「月次決算は実作業なのでDだ」と考えてしまうと、計画的に経理高速化を実現することはできません。

なぜ月次決算がCに該当するのか、今回をその理由を説明しましょう。

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