グルーピングとは
【減損処理】において、複数の資産を取りまとめて減損判定等を行うこと。減損処理では、一体として使用している資産をまとめ、１つの資産グループとして減損判定等を行う。
高度会計
【持分法】（もちぶんぽう）
持分法とは
【連結決算】において、関連会社の当期純利益の一部を連結グループの損益に取り込む会計手法。関連会社の純資産の変動に合わせて、関連会社株式の簿価が増減する。
【退職給付会計】（たいしょくきゅうふかいけい）
退職給付会計とは
退職給付引当金や退職給付に係る負債を計上するための一連の会計制度のこと。非常に高度な数理計算を実施する必要があり、これによって費用計上しても税金計算上は【損金】にはならないため、非上場会社では行わないことが多い。
【連結決算】（れんけつけっさん）
連結決算とは
親子会社関係にある複数の会社の財務諸表（個別財務諸表）を結合し、グループ全体で１つの財務諸表（連結財務諸表）を作成すること。
【その他有価証券評価差額金】（そのたゆうかしょうけんひょうかさがくきん）
その他有価証券評価差額金とは
その他有価証券の市場価格変動を未実現の損益としてB/Sに表示したもの。
【法人税等調整額】（ほうじんぜいとうちょうせいがく）
法人税等調整額とは
【税効果会計】において【繰延税金資産】や【繰延税金負債】の増減の相手勘定となるP/L勘定。費用科目である法人税等の内訳項目。略して法調。
【繰延税金負債】（くりのべぜいきんふさい）
繰延税金負債とは
【税効果会計】によって計上される負債。将来の税金増加効果を負債として認識したもの。略して「DTL」（Deferred Tax Liability）。
【繰延税金資産】（くりのべぜいきんしさん）
繰延税金資産とは
【税効果会計】によって計上される資産。将来の「節税」効果を資産として認識したもの。略して「DTA」（Deferred Tax Asset）。
【税効果会計】（ぜいこうかかいけい）
税効果会計とは
過去の取引の結果として、将来税金を安くできる場合に資産を、将来税金が高くなる場合に負債を、それぞれその税額に応じて計上するという会計ルールのこと。これによって税引前当期純利益と法人税等を合理的に対応させる効果がある。
【減損処理】（げんそんしょり）
減損処理とは
貸借対照表に計上されている資産のうち、将来において帳簿価額を回収できないと認定されたものについて、その回収不能な金額を損失として減額すること。その際の損失を「減損損失」という。減損損失の計上区分は特別損失。
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