グルーピングとは
【減損処理】において、複数の資産を取りまとめて減損判定等を行うこと。減損処理では、一体として使用している資産をまとめ、1つの資産グループとして減損判定等を行う。
グルーピングの必要性
減損処理は資産の帳簿価額が回収できないと判断されたときに実施するが、資産は個々に存在するものではなく、他の資産と一体で使用されて収益を生む。したがって、複数の資産を一体として回収可能性判断を行う必要がある。
グルーピングの仕方
減損処理における資産は「他の資産または資産グループのキャッシュフローからおおむね独立した最小の単位」でグルーピングすることとされている。これはつまり、「収益と対比させることのできるなるべく小さなグループで」という意味である。たとえば店舗ビジネスなら各店舗の全資産でグルーピングされる。
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