監査法人とは
公認会計士が中心となり、【会計監査】などの公認会計業務を組織的に実施するための法人。
監査法人の目的
元々会計監査は公認会計士しか行うできないことが法律で決まっていたが、企業が大型化し会計基準も高度化してきたため、公認会計士が個人で請け負える範囲を超えてしまった。そこで、公認会計士を中心とした特別な法人を認めることで、組織的な会計監査を維持しようというのが監査法人の始まりである。
監査法人を作るには
監査法人を作るには5名以上の公認会計士が必要で、大手監査法人にいたいサラリーマン気質でもなく、組織から飛び出したい野武士気質でもない公認会計士を集めるのは至難の業である。
監査法人の仕事
現在、会計監査は公認会計士か監査法人しか行うことができない。ただしごく一部の例外を除き、上場会社の監査はほぼすべて監査法人が担当している。
会計監査以外の業務として、上場準備会社の支援や【財務デューデリジェンス】も受けるが、こちらは専門の株式会社も多く、また個人の公認会計士とも競合している。ちなみに税務顧問は受けることができない。
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