適格合併とは
合併のうち、合併時に法人税が課されない合併のこと。一定の要件(税制適格要件)を満たすと適用される。グループ内合併と共同事業形成が要件だが、容易に要件を満たせることから、ほぼすべての合併が該当する。
合併のうち、合併時に法人税が課されない合併のこと。一定の要件(税制適格要件)を満たすと適用される。グループ内合併と共同事業形成が要件だが、容易に要件を満たせることから、ほぼすべての合併が該当する。
M&Aの前に、買収対象会社の財務諸表の妥当性や損益・資金繰りの状況などを確認し、買収条件への反映や買収後の優先課題を洗い出す作業。買い手の会社が実施するが、専門的であるため公認会計士などに依頼することが多い。略称は財務デューデリ、財務DD。財務買収監査とも呼ばれる。
【のれん】を算出した結果、マイナスとなった状態こと。すなわち、のれんとは買収額-時価純資産で算出されるが、買収額が時価純資産を下回った場合に「マイナスののれん」となる。特別利益に計上される。
企業全体の経済価値を金額で表現したもの。Enterprise Valueを略してEVとも呼ばれる。事業価値と非事業用資産負債価値から構成され、株主価値(株式時価総額)と債権者価値(有利子負債額)に分解される。
株式の買収において、株式市場とは別枠で売り手を公募し、均一の条件で買い集める手法。Take Over Bidの略。株式公開買付、テンダーオファーともいう。
会社が持っている「純資産以上の無形の経済価値」を表す概念。超過経済価値。営業権とは異なる。