以前使ったExcelシートをコピーして再度使おうとすると、どんな計算をしているのかわからなくなってしまったり、どのセルの数字を上書きすればいいかわからなくなってしまうことがあります。経理は一度整えた作業を何度も繰り返す仕事ですので、そのたびに計算の流れを確認してどこに入力すればよいか考えるのは非常にムダな時間であり、経理高速化の大きな障害になってしまいます。
そこで、Excelシートの作り方に一定のルールを設けて、いつでも迷わないシート作りを心掛けましょう。今回は当社のExcelシート作成ノウハウを公開します。これを守っていけば着実に、そして加速度的に経理スピードが上がっていきます。ぜひ定期的に読み返して、しっかり実践していただければと思います。
貸借対照表（バランスシート）から残高を外すこと。つまり資産負債として計上されていた残高をゼロにする、または最初から資産負債として上げないこと。元々はオフバランスといい、これを略してオフバラとなった。
貸借対照表（バランスシート）に計上すること。元々はオンバランスといい、これを略してオンバラとなった。つまり資産負債として計上すること。
本来加算されるべき項目（勘定科目など）に加算されず、別の項目に加算されてしまった結果、あるべき残高と相違すること。
単純合算すること。主に【連結決算】の最初に単純合算することを指すが、きちんと連結修正仕訳まで組むことを指す場合もある。
プラスとマイナスが発生して、計算結果が当初と同額または近い額になること。
貸借（借方と貸方）のこと。デビット(debit)&クレジット(credit)の略。
棚卸資産の【受け払い】を、入出庫の都度記録すること。
棚卸資産（商品、仕掛品、材料など）の在庫の数を実際に数えること。実地棚卸、実棚（じったな）ともいう。
資産が実際に存在するか、直接現場に赴いて、現物を見たり数えたりすること。
