【現金主義記帳】(げんきんしゅぎきちょう)

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現金主義記帳とは

月次決算においては現金の入出金で収益費用を計上し(現金主義)、期末決算において前払費用や未払費用の金額を実数に修正することで、P/L計上額を【発生ベース】に修正する記帳テクニック。

簿記3級のカリキュラムに決算整理仕訳としての前払費用や未払費用の見越し・繰延べ計上があるが、要するにそれのこと。

記帳や残高管理の手間が大幅に削減されるメリットがある一方で、正確な月次決算が組めなくなる。そのため、売上高や仕入高、金額的に重要な販管費は通常の発生主義で記帳し、金額が小さい科目や毎月の変動額が小さい水道光熱費などは現金主義記帳を採用することが一般的。

初心者向けの経理テクニックかと思いきや、実は税務申告調整やキャッシュフロー計算書作成においても大活躍する奥が深い概念である。

【発生主義】

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