関数

経理を高速化するExcelリストの漏れ・重複箇所の探し方

Excelリストの漏れ重複探し

経理業務にもっとも便利な関数であるSUMIF関数の弱点は、検索条件リストに漏れがあった場合に、その検索条件での集計が丸々抜けてしまうことです。これは集計する項目を限定したいときには便利ですが、完全な集計表を作るときは抜けが生じないよう重々注意する必要があります。

SUMIFと漏れや重複のないリストの作成方法、そしてミスの有無の確認方法は、以下の記事をご参照ください。

経理を高速化するSUMIF関数の基本と5つの超便利機能
経理を高速化する漏れや重複のない【リスト作成】のExcel技
経理高速化とミス防止を同時達成するExcelの【ポカヨケ】設置法

さて、では今回は、集計結果の合計が元データと一致せず、「どこかに漏れや重複があるのはわかっているけど、具体的にどこにあるのかわからない」という状況で、どのように漏れ・重複を探せばよいかをご紹介します。

その方法としては、COUNTIF関数フィルター機能の2つを使います。経理ではそれぞれ様々な場面で活躍する機能ですので、しっかりとマスターしましょう。

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経理を高速化するSUMIF関数の基本と5つの超便利機能

経理を高速化するSUMIF関数

Excelは経理に欠かせないツールですが、非常に奥が深く、すべての機能を覚えることは不可能です。そこで、経理業務にとって特に便利な機能を優先的に覚えていきましょう。

中でも、もっとも経理に有用で、活躍の場が広くて深い関数は(有名なSUMを除くと)、「SUMIF(サムイフ)関数」です。

この関数を使いこなすと、複雑なデータの集計、整理、転送があっという間に自動化でき、さらに応用するとデータ収集、数値の突合せ、データ比較を驚くほど簡単に出来てしまいます。私はこのSUMIF関数を中心に業務を効率化し、前任者が2日かけていた業務を2時間に短縮したことがあります。

そこで本稿では、便利なSUMIF関数の基礎と機能を紹介します。SUMIF関数を使ったことのない人はもちろん、すでに使っている人も「こんな機能があったのか!」と驚かれると思います。

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