簿記3級スキマ時間活用レベル3問題集

レベル3では、主に第5問で出題される決算整理を取り上げます。

「当期の収益・費用をあるべき金額に合わせる」という調整が多いので、これを意識して勉強していきましょう。

ざっとテキストを読んで全体像が理解出来たら、答えが頭でイメージできるか確認しましょう。ノートなどに答えを書く必要はありません。寝そべりながらでも構いませんので、一日一回転を目標に何度も繰り返し解きましょう。勉強の仕方は以下のリンクを参照してください。

2つの戦略で合格する独学初心者のための簿記3級勉強法
公認会計士が教える簿記3級のもっとも効率的な勉強法! 忙しい独学初心者でも、スキマ時間を活用して効率的に勉強できるため無理なく合格できます。しっかり読んで合格までの最短ルートを駆け抜けましょう!

また、答えが合っているか不安な場合は、必ず「問題を解く」をクリックしましょう。ヒントが表示されますので、なるべく答えを見ずに思い出すことを意識してください。
また、各ページのコメント欄から質問も受け付けています。

最初はかなり時間が掛かってしまうと思いますが、2回目、3回目と繰り返すうちに記憶が定着し、どんどんスピードアップしていきます。まずは我慢して最後まで頑張ってみてください!

簿記3級スキマ時間活用レベル4問題集へ

スポンサーリンク

1.消耗品の問題

1-1.購入時費用処理の場合

消耗品費の計算問題

期中において消耗品300円を購入した。期末に在庫を確認したところ、100円分が残っていたため、適切に決算整理を行った。決算整理後の消耗品費の額は? なお、期首に在庫はなかった。

消耗品費の計算問題を解く

消耗品の購入の仕訳(費用処理)問題

文房具100円を購入し、代金は翌月支払うこととした。仕訳は?  なお、消耗品は購入時に費用処理する記帳方法を採用している。

消耗品の購入の仕訳(費用処理)問題を解く

消耗品の決算整理仕訳(費用処理)

決算において、消耗品の期末未使用分は20円であった。仕訳は?  なお、消耗品は購入時に費用処理する記帳方法を採用しており、消耗品費勘定の残高は100円であった。

消耗品の決算整理仕訳(費用処理)問題を解く

1-2.購入時資産処理の場合

消耗品の計算問題

期中において消耗品200円を購入した。期中に使用したのはこのうち150円分であったため、適切に決算整理を行った。決算整理後の消耗品の額は? なお、期首に在庫はなかった。

消耗品の計算問題を解く

消耗品の購入の仕訳(資産処理)問題

文房具100円を購入し、代金は翌月支払うこととした。仕訳は?  なお、消耗品は購入時に資産処理する記帳方法を採用している。

消耗品の購入の仕訳(資産処理)問題を解く

消耗品の決算整理仕訳(資産処理)

決算において、消耗品の期末未使用分は20円であった。仕訳は?  なお、消耗品は購入時に資産処理する記帳方法を採用しており、消耗品勘定の残高は100円であった。

消耗品の決算整理仕訳(資産処理)問題を解く

2.貸し倒れ関連の問題

2-1.貸し倒れと債権回収

貸し倒れ(当期発生の債権)の仕訳問題

得意先が倒産したことにより、当期発生していた売掛金100円が貸し倒れた。仕訳は?

貸し倒れ(当期発生の債権)の仕訳問題を解く

貸し倒れ処理した債権の回収の仕訳問題

前期に倒産し、貸倒処理していた得意先から、売掛金100円を現金で回収した。仕訳は?

貸し倒れ処理した債権の回収の仕訳問題を解く

2-2.貸倒引当金

貸倒引当金の設定の仕訳問題

決算にて、貸倒引当金30円を設定する。貸倒引当金の期末残高は10円であった。仕訳は?

貸倒引当金の設定の仕訳問題を解く

貸し倒れ(前期以前発生の債権)の仕訳問題

得意先が倒産したことにより、前期に発生していた売掛金50円が貸し倒れた。なお、貸倒引当金の残高は30円であった。仕訳は?

貸し倒れ(前期以前発生の債権)の仕訳問題を解く

貸倒引当金の取崩しの仕訳問題

決算にて、貸倒引当金30円を設定する。貸倒引当金の期末残高は40円であった。仕訳は?

貸倒引当金の取崩しの仕訳問題を解く

貸倒引当金の設定額の計算問題

決算にて、売掛金の残高は800円、受取手形の残高は200円であった。これに対して2%の貸し倒れを見積もる。貸倒引当金の設定額は?

貸し倒れ引当金の設定額の計算問題を解く

3.固定資産の問題

3-1.固定資産の購入

固定資産の購入の仕訳問題

備品を900円で購入し、代金は小切手を振り出して支払った。なお、購入時の設置費用20円は別の業者に現金で支払った。仕訳は?

固定資産の購入の仕訳問題を解く

3-2.減価償却費の計算

減価償却費(1年分)の計算問題

当期首に備品(取得原価1,000円、残存価額は取得原価の10%、耐用年数10年)を購入して使っている。定額法による当期の減価償却費は?

減価償却費(1年分)の計算問題を解く

減価償却費(期中取得)の計算

当期の3月1日に取得した車両運搬具(取得原価1,200円、残存価額ゼロ、耐用年数10年)の、定額法による当期の減価償却費は? なお、決算日は12月31日であり、月割りで計算すること。

減価償却費(期中取得)の計算

減価償却費(期中売却)の計算問題

車両運搬具(取得原価1,200円、残存価額ゼロ、耐用年数10年、定額法で償却)を5月31日に売却した。当期計上すべき減価償却費は? なお、決算日は12月31日であり、月割りで計算すること。

減価償却費(期中売却)の計算問題を解く

減価償却累計額の計算問題

平成27年12月1日に取得した備品(取得原価1,200円、残存価額ゼロ、耐用年数10年、定額法により償却、間接法により記帳)の平成30年1月1日時点の減価償却累計額は? なお、決算日は12月31日とする。

減価償却累計額の計算問題を解く



3-3.減価償却費の仕訳

減価償却費の仕訳問題(直接法)

建物につき、当期の減価償却費100円を計上する。直接法の仕訳は?

減価償却費の仕訳問題(直接法)を解く

減価償却費の仕訳問題(間接法)

建物につき、当期の減価償却費100円を計上する。間接法の仕訳は?

減価償却費の仕訳問題(間接法)を解く

固定資産の売却

固定資産の売却の仕訳問題(直接法)

備品(取得原価500円、前期までの減価償却費200円、直接法で記帳)を100円で売却し、代金は来月受け取ることとした。なお、当期の売却時点までの減価償却費は100円である。仕訳は?

固定資産の売却の仕訳問題(直接法)を解く

固定資産の売却の仕訳問題(間接法)

備品(取得原価500円、前期までの減価償却費200円、間接法で記帳)を100円で売却し、代金は来月受け取ることとした。なお、当期の売却時点までの減価償却費は100円である。仕訳は?

固定資産の売却の仕訳問題(間接法)を解く

4.売上原価の問題

4-1.売上原価の計算

売上原価の計算問題(1)

期首商品棚卸高が100円、当期商品仕入高が800円、期末商品棚卸高が200円のとき、当期の売上原価はいくら?

売上原価の計算問題(1)を解く

売上原価の計算問題(2)

期末日に商品在庫を確認したところ、売価200円、仕入れ値100円であった。決算整理前の帳簿残高は、仕入勘定が700円、繰越商品勘定が200円である。当期の売上原価はいくら?

売上原価の計算問題(2)を解く

4-2.売上原価の仕訳

売上原価の決算整理仕訳問題(仕入勘定)

期首商品棚卸高は100円、当期商品仕入高は900円、期末商品棚卸高は200円であった。仕入勘定を使って売上原価を算定するための決算整理仕訳は?

売上原価の決算整理仕訳問題(仕入勘定)を解く

売上原価の決算整理仕訳問題(売上原価勘定)

期首商品棚卸高は100円、当期商品仕入高は900円、期末商品棚卸高は200円であった。売上原価勘定を使って売上原価を算定するための決算整理仕訳は?

売上原価の決算整理仕訳問題(売上原価勘定)を解く



5.経過勘定の問題

5-1.費用の繰延べ

費用の繰延べの仕訳問題

当期に支払い、費用計上されている保険料100円のうち、20円分は来期分である。決算整理仕訳は?

費用の繰延べの仕訳問題を解く

費用の繰延べの仕訳問題(期首)

前期に支払った保険料のうち、20円分を当期に繰り延べていた。期首の仕訳は?

費用の繰延べの仕訳問題(期首)を解く

5-2.収益の繰延べ

収益の繰延べの仕訳問題

当期に受取り、収益計上されている地代100円のうち、当期分は30円であり、残りは来期分である。決算整理仕訳は?

収益の繰延べの仕訳問題を解く

収益の繰延べの仕訳問題(期首)

前期に受け取った地代のうち、前期分は30円であり、残りは当期分であったため、適切に決算整理を行っている。当期首の仕訳は?

収益の繰延べの仕訳問題(期首)を解く

5-3.費用の見越し

費用の見越しの仕訳問題

来期支払う予定の利息60円のうち、10円は当期にかかるものであるため、見越計上する。決算整理仕訳は?

費用の見越しの仕訳問題を解く

費用の見越しの仕訳問題(期首)

当期中に支払う予定の利息60円のうち、10円は前期の期間にかかるものであるため、適切に決算整理を行っている。当期首の仕訳は?

費用の見越しの仕訳問題(期首)

5-4.収益の見越し

収益の見越しの仕訳問題

来期受け取る予定の利息120円のうち、20円分は当期の期間によるものであるため、見越計上する。決算整理仕訳は?

収益の見越しの仕訳問題を解く

収益の見越しの仕訳問題(期首)

当期中に受け取る予定の利息120円のうち、20円は前期の期間にかかるものであるため、適切に決算整理を行っている。当期首の仕訳は?

収益の見越しの仕訳問題(期首)を解く

5-5.繰延額・見越額の計算

繰延額の計算問題

平成29年8月31日に、平成29年9月1日~平成30年8月31日分の家賃1,200円を支払い、支払家賃に計上している。平成29年12月31日の決算において、次期分を月割で繰り延べる。繰り延べる金額はいくらか?

繰延額の計算問題を解く

見越額の計算問題

平成30年4月31日に、平成29年10月1日~平成30年3月31日分の家賃600円を受け取る予定である。平成29年12月31日の決算において、当期分を月割で見越計上する。その金額はいくらか?

見越額の計算問題を解く



6.勘定残高の整理

6-1.現金過不足の整理

現金過不足(借方)が未解消の仕訳問題

期中に記帳した現金過不足(借方)の10円は、決算においてもその理由が判明しなかった。仕訳は?

現金過不足(借方)が未解消の仕訳問題を解く

現金過不足(貸方)が未解消の仕訳問題

期中に記帳した現金過不足(貸方)の10円は、決算においてもその理由が判明しなかった。仕訳は?

現金過不足(貸方)が未解消の仕訳問題を解く

6-2.引出金の整理

引出金の決算整理仕訳問題

引出金勘定の期末残高は100円であった。決算整理仕訳は?

引出金の決算整理仕訳問題を解く

お疲れさまでした!

レベル3の問題は以上です。お疲れさまでした。

簿記3級の仕訳力はレベル1~3をしっかりマスターすればおしまいです!
繰り返し繰り返し思い出して合格の基盤を固めましょう!!

簿記3級スキマ時間活用レベル4問題集へ

ご質問はコメント欄からどうぞ
ご質問はページ下部のコメント欄で受け付けております。
疑問は必ず解消して理解を深めましょう!
スポンサーリンク