【簿記3級レベル3】貸倒引当金の取崩しの仕訳

簿記3級レベル別問題
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問題(Level 3)

決算にて、貸倒引当金30円を設定する。貸倒引当金の期末残高は40円であった。仕訳は?

考え方のヒント

  • 設定額が決算整理後の貸倒引当金残高になるように、差額を調整します。
  • 貸倒引当金は資産のマイナス項目(貸方項目)です
  • 期末残高が設定額よりも大きい場合、期末残高を取崩します
  • この取崩しにより、収益が発生します
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解答

仕訳は以下のとおりです。

貸倒引当金戻入の仕訳

解答のポイント

  • 貸倒引当金は資産のマイナス項目なので、減少時には借方に記載します
  • 貸倒引当金の取崩額は「貸倒引当金戻入」という収益で処理します

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コメント

  1. あああ より:

    貸倒引当金戻入は貸方なのに収益じゃないんですか?

    • 経理救援隊 より:

      あああ様

      ご指摘ありがとうございます!
      確かに収益の誤りでした。修正させていただきました。