【簿記3級レベル3】費用の見越しの仕訳(期首)

簿記3級レベル別問題
スポンサーリンク

問題(Level 3)

当期中に支払う予定の利息60円のうち、10円は前期の期間にかかるものであるため、適切に決算整理を行っている。当期首の仕訳は?

考え方のヒント

  • 前期に見越計上済みの費用を、当期の費用からマイナスします
2つの戦略で合格する独学初心者のための簿記3級勉強法
公認会計士が教える簿記3級のもっとも効率的な勉強法! 忙しい独学初心者でも、スキマ時間を活用して効率的に勉強できるため無理なく合格できます。しっかり読んで合格までの最短ルートを駆け抜けましょう!

解答

仕訳は以下のとおりです。

費用の見越しの仕訳問題(期首)

未払費用は「未払利息」などの個別の科目が指定されることがあります。問題文や選択肢をよく確認しましょう。

解答のポイント

  • 前期決算の逆仕訳にします(再振替仕訳)
  • 当期中に支払った際に60円が費用計上される予定なので、このうち前期分の10円を期首時点でマイナスしておきます
  • 未払利息(負債)を借方に記載して、見越計上した金額をゼロにします

推奨テキストの該当ページ

うろ覚えのときこそ記憶を定着させるチャンスです。
なぜこうなるんだっけ?と思ったら必ずテキストに戻って思い出しましょう。
当サイトが推奨する市販テキストでは、以下のページで解説されています。

各テキストの比較は以下のページで解説しています。
自分に合った最適なテキストを選びましょう。

独学初心者におすすめの簿記3級市販テキスト徹底比較
当サイトがおすすめする簿記3級のテキストはこの4つ!初心者が独学でサクッと合格するために必要なポイントも解説。自分に合ったテキストを選びましょう。

関連問題

各論の復習後に関連論点を思い出すことで、知識の定着と深い理解が得られます。

簿記3級 Level3問題

費用の見越しの仕訳問題

来期支払う予定の利息60円のうち、10円は当期にかかるものであるため、見越計上する。決算整理仕訳は?

費用の見越しの仕訳問題を解く

収益の見越しの仕訳問題(期首)

当期中に受け取る予定の利息120円のうち、20円は前期の期間にかかるものであるため、適切に決算整理を行っている。当期首の仕訳は?

収益の見越しの仕訳問題(期首)を解く

費用の繰延べの仕訳問題(期首)

前期に支払った保険料のうち、20円分を当期に繰り延べていた。期首の仕訳は?

費用の繰延べの仕訳問題(期首)を解く

ご質問はコメント欄からどうぞ
ご質問はページ下部のコメント欄で受け付けております。
疑問は必ず解消して理解を深めましょう!
スポンサーリンク