【簿記3級レベル3】収益の見越しの仕訳

簿記3級レベル別問題
スポンサーリンク

問題(Level 3)

来期受け取る予定の利息120円のうち、20円分は当期の期間によるものであるため、見越計上する。決算整理仕訳は?

考え方のヒント

  • 来期受け取る収益のうち、当期に帰属するものは、当期の収益として計上します
  • 過去の期間の収益を翌期に払うということは、今後は過去の期間の分までお金をもらう権利があるということになります
2つの戦略で合格する独学初心者のための簿記3級勉強法
公認会計士が教える簿記3級のもっとも効率的な勉強法! 忙しい独学初心者でも、スキマ時間を活用して効率的に勉強できるため無理なく合格できます。しっかり読んで合格までの最短ルートを駆け抜けましょう!

解答

仕訳は以下のとおりです。

未収収益の見越計上の決算整理仕訳

未収収益は「未収利息」などの個別の科目が指定されることがあります。問題文や選択肢をよく確認しましょう。

解答のポイント

  • 対象期間が過ぎても受け取っていない費用なので「未収収益」という科目になります
  • 受取利息を貸方に記載して、当期の収益を計上します
  • 未収収益は資産ですので、計上時は借方に記載します

推奨テキストの該当ページ

うろ覚えのときこそ記憶を定着させるチャンスです。
なぜこうなるんだっけ?と思ったら必ずテキストに戻って思い出しましょう。
当サイトが推奨する市販テキストでは、以下のページで解説されています。

各テキストの比較は以下のページで解説しています。
自分に合った最適なテキストを選びましょう。

独学初心者におすすめの簿記3級市販テキスト徹底比較
当サイトがおすすめする簿記3級のテキストはこの4つ!初心者が独学でサクッと合格するために必要なポイントも解説。自分に合ったテキストを選びましょう。

関連問題

各論の復習後に関連論点を思い出すことで、知識の定着と深い理解が得られます。

簿記3級 Level3問題

収益の見越しの仕訳問題(期首)

当期中に受け取る予定の利息120円のうち、20円は前期の期間にかかるものであるため、適切に決算整理を行っている。当期首の仕訳は?

収益の見越しの仕訳問題(期首)を解く

見越額の計算問題

平成30年4月31日に、平成29年10月1日~平成30年3月31日分の家賃600円を受け取る予定である。平成29年12月31日の決算において、当期分を月割で見越計上する。その金額はいくらか?

見越額の計算問題を解く

費用の見越しの仕訳問題

来期支払う予定の利息60円のうち、10円は当期にかかるものであるため、見越計上する。決算整理仕訳は?

費用の見越しの仕訳問題を解く

収益の繰延べの仕訳問題

当期に受取り、収益計上されている地代100円のうち、当期分は30円であり、残りは来期分である。決算整理仕訳は?

収益の繰延べの仕訳問題を解く

ご質問はコメント欄からどうぞ
ご質問はページ下部のコメント欄で受け付けております。
疑問は必ず解消して理解を深めましょう!
スポンサーリンク