【簿記3級レベル1】公社債の売却の仕訳

簿記3級レベル別問題
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問題(Level 1)

保有するY社の社債(額面総額1,000円、帳簿価額97円)を額面100円につき95円で売却し、代金は現金で受け取った。仕訳は?

考え方のヒント

  • 社債という有価証券(資産)が減少しました
  • 現金という「資産」が増加しました
  • 額面総額1,000円×95円÷100円(1,000円÷95%)なので、売却代価は95円です
  • 帳簿価額との差額は収益または費用で処理します
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解答

仕訳は以下のとおりです。

公社債の売却の仕訳

解答のポイント

  • 有価証券は資産なので、減少時には貸方(右側)に記載します
  • 現金は資産なので、増加時には借方(左側)に記載します
  • 差額が貸方に出るので、収益(有価証券売却益)で処理します

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