問題（Level ２）
従業員に給料100円が支払われ、先日立て替えていた従業員負担の20円を差し引いた残額を現金で手渡した。仕訳は？
考え方のヒント
- 給料という費用が発生しました
- 後日従業員から支払いを受ける権利が消滅しました
- 現金が手許からなくなりました
公認会計士が教える簿記３級のもっとも効率的な勉強法！ 忙しい独学初心者でも、スキマ時間を活用して効率的に勉強できるため無理なく合格できます。しっかり読んで合格までの最短ルートを駆け抜けましょう！
解答
仕訳は以下のとおりです。
従業員に対する立替金は「従業員立替金」の勘定科目が指定されることがあります。問題文や選択肢をよく確認しましょう。
解答のポイント
- 給料は費用なので、発生時には借方に記載します
- 立替金は資産なので、減少時には貸方に記載します
- 貸借の差額を現金で処理します
推奨テキストの該当ページ
うろ覚えのときこそ記憶を定着させるチャンスです。
なぜこうなるんだっけ？と思ったら必ずテキストに戻って思い出しましょう。
当サイトが推奨する市販テキストでは、以下のページで解説されています。
| 書名 | 該当ページ |
|---|---|
| みんなが欲しかった 簿記の教科書３級 |
101 |
| スッキリわかる 日商簿記３級 |
105 |
| パブロフ流でみんな合格 日商簿記３級テキスト＆問題集 |
114～115 |
| 合格テキスト 日商簿記３級 |
125 |
各テキストの比較は以下のページで解説しています。
自分に合った最適なテキストを選びましょう。
当サイトがおすすめする簿記３級のテキストはこの４つ！初心者が独学でサクッと合格するために必要なポイントも解説。自分に合ったテキストを選びましょう。
関連問題
各論の復習後に関連論点を思い出すことで、知識の定着と深い理解が得られます。
簿記３級 Level２問題
立替払いの仕訳問題
従業員が負担すべき生命保険料20円を現金で立て替えた。仕訳は？
源泉所得税天引きの仕訳問題
従業員に支払う給料100円のうち、源泉所得税10円を差し引いた残額を現金で手渡した。仕訳は？
概算出張旅費の精算の仕訳問題
従業員が出張から戻り、渡していた概算旅費100円のうち、旅費として80円使ったとの報告を受け、残額を現金で受け取った。仕訳は？
支払済みの内金・手付金の精算の仕訳問題
商品100円を仕入れ、代金のうち20円は以前に支払った内金と相殺し、残額は掛けとした。仕訳は？