問題（Level ３）
期首商品棚卸高は100円、当期商品仕入高は900円、期末商品棚卸高は200円であった。売上原価勘定を使って売上原価を算定するための決算整理仕訳は？
考え方のヒント
- 売上原価勘定での売上原価算定は、繰越商品と仕入を売上原価勘定に集めます
- 決算整理前の繰越商品勘定残高は期首商品棚卸高の金額になっていますので、これを決算整理後に期末商品棚卸高と一致させる仕訳になります
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解答
仕訳は以下のとおりです。
解答のポイント
- まず繰越商品勘定をゼロまで減少させます
- 次に、仕入勘定もゼロまで減少させます
- 最後に、繰越商品勘定を期末商品棚卸高まで増加させます
- それぞれ相手勘定を売上原価勘定にします
- 結果として、決算整理後の売上原価勘定残高＝当期の売上原価になります
- 試験では、繰越商品勘定が期末商品棚卸高と一致し、仕入勘定がゼロになっていることを確かめましょう
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関連問題
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簿記３級 Level３問題
売上原価の決算整理仕訳問題（仕入勘定）
期首商品棚卸高は100円、当期商品仕入高は900円、期末商品棚卸高は200円であった。仕入勘定を使って売上原価を算定するための決算整理仕訳は？
売上原価の計算問題（１）
期首商品棚卸高が100円、当期商品仕入高が800円、期末商品棚卸高が200円のとき、当期の売上原価はいくら？
売上原価の計算問題（２）
期末日に商品在庫を確認したところ、売価200円、仕入れ値100円であった。決算整理前の帳簿残高は、仕入勘定が700円、繰越商品勘定が200円である。当期の売上原価はいくら？
消耗品の決算整理仕訳（費用処理）（類似論点）
決算において、消耗品の期末未使用分は20円であった。仕訳は？ なお、消耗品は購入時に費用処理する記帳方法を採用しており、消耗品費勘定の残高は100円であった。